徹底解説!!世界市場における中国の経済力~中国の成長は本当に止まったのか~

-越境販促-

2023.05.29

ダイレクトチャイナをご愛読いただきありがとうございます。

今回は皆様により中国の経済の規模感を理解していただくために、世界市場における中国経済の実態についてデータをもとにレポートしたいと考えました。

日本の最近の報道は中国のネガティブな面が強調されていますので、中国関連のニュースを追いかけていないと、「中国の成長はもう止まった」「中国にチャンスはない」と決めつけられているかもしれません。今回のレポートはまだまだ元気な中国市場について解説します。

 

1. 全体GDPの推移と予測

以下の表は、1990年~2023年の全体GDPの推移を示しています。

 

表を見て最初に驚くのが、中国と日本の経済規模の差ではないでしょうか。2023年4月時点での推計だとその差はなんと約4.4倍にもなります。ちょうどリーマンショックのころに中国のGDPが日本を抜いて世界の第二位になったニュースはまだ記憶に新しいかと思います。その後の15年でGDPは4倍以上の差がついたということになります。このようなニュースはあまりメディアで見かけませんので、日本の少し先を走っているくらいと誤解しているかもしれませんが、米国のGDPに確実に迫っているのが実態です。

さらに、表の左側のパーセンテージをご覧ください。こちらは、2018年からの直近5年の平均成長率を表しています。日本は成長率が0%と、経済が長い間停滞していることがわかります。一方で、中国は日本の約4.4倍もの経済規模を持ちながら、平均成長率8.4%と驚異的な数字で成長しています。このままのペースで成長し続けた場合、2033年には中国がアメリカを抜き、GDP1位となると報じられています。

2. 一人当たりGDPの推移と予測

続いて、一人当たりGDPをみてみましょう。

最近では総人口がインドに抜かれたとの報道がありましたが、それでも中国は日本の10倍以上の人口を抱える大国です。

以下の表は、1990年~2023年の「一人当たりGDP」の推移を示しています。

 

全体GDPと同様、一人当たりGDPでも中国と日本の直近5年の平均成長率の違いに注目してみましょう。

このままの成長率で伸びた場合、14年後(2036年)には中国に日本が抜かされることが推定されます。さらに注目していただきたいのは、2020年のコロナ禍でも中国だけは、成長していたということです。

中国はゼロコロナ政策など、思い切った政策を打ち出してきたため、経済が停滞していたと思われがちですが、コロナ前の成長率が非常に高かったために、直近5年では8%を超える成長率であった事実を軽視してはいけません。

 

3. 日中輸入貿易額の比較

以下の表は中国と日本の貿易輸入額の推移を示しています。

2003年頃に中国の貿易輸入額は日本の貿易輸入額を超え、そこから差はどんどん広がっていきました。

現在では3倍以上の差が開いています。中国は統制が厳しく、自社の製品を中国に輸出するのはハードルが高いと考えられがちですが、この数値からも分かるように、中国は日本の3倍以上の輸入額があります。市場全体としては、積極的に消費者が海外製品を求めているといえます。中国製の製品の品質が向上してきたといっても、中国人消費者にとって日本製品や欧米製品のほうが品質が高いことはだれでも承知していますし、その消費者ニーズの背景の上に越境ECの躍進が現実になったのは言うまでもありません。

 

4. まとめ

今回は、中国の経済の規模感を理解していただくために、世界市場における中国の立ち位置を解説しました。日本企業にとって、飽和した国内市場を打開するためには、中国の巨大市場は間違いなく優先すべき市場です。越境ECという社会インフラが完成しており比較的ローリスクでチャレンジできる市場です。

今後もダイレクチャイナでは、中国の経済状況や、中国越境EC市場の動向を常に研究し、レポートを配信し続けてまいります。ダイレクトチャイナは日本企業における中国ビジネスの立ち上げの実績を多く有しています。これから越境ECを立ち上げたい方、中国に自社商品を販売したい方への個別面談の機会も随時受け付けております。少しでも気になることがございましたら、お気軽に当サイトのお問合せ欄からお問合せいただければ幸いです。

 

また、2022年中国のEC市場についても以前のレポートで解説しているため、是非合わせてご覧ください。

2022年の中国EC市場の振り返りレポート~中国市場の今をお届け~

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