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災害に強い物流網を構築するためのBCP対策 - パレットロジ 株式会社首都圏物流

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2023.11.20

物流は、国民生活や経済活動を支える重要な役割を担っています。しかし、近年は自然災害などのリスクにさらされており、その影響で配送が遅延またはストップする事態が度々発生しています。そのためBCP(事業継続計画)対策を講じて、災害に強い物流網に構築を目指すことがますます重要となっています。物流におけるBCP対策には、以下の6つのポイントがあります。

リスク評価と予防策の策定
まず、潜在的なリスクを評価し、それに対する予防策を策定します。例えば、自然災害の発生が予想される地域への配送を制限する、従業員への避難訓練を行うなどの対策が考えられます。

情報管理と通信手段の確保
災害時には、迅速な情報共有が重要です。そのため、車両や貨物情報を把握するクラウド型の物流情報システムを導入するほか、従業員との円滑なコミュニケーション手段を整備する必要があります。

多拠点展開と物流ネットワークの最適化
単一拠点に依存せず、複数の物流拠点を持つことで、災害が発生した際にも事業を継続できるようになります。また配送ネットワークを複数事業者に分散することで、災害時にも柔軟に対応できるでしょう。

保険の確認と更新
また災害に備えて、十分な保険に加入しておくことが重要です。万が一の際に十分な補償が得られるよう、保険の条件や範囲を定期的に見直す必要があります。

パートナーシップの構築と連携強化
自社だけでなく他業種の企業や関連業界と水平型・垂直型のパートナーシップを構築し、物流面で連携を強化することもBCPの一環です。災害発生時にお互いに支え合い、迅速な対応が可能となります。

パレット輸送によるBCP対策
パレット輸送は、荷物をパレットに載せて運送する方法です。パレット輸送は、荷物の積み卸しや輸送の効率化が図れるため、多くの運送会社で採用されています。また、災害発生時の代替輸送もしやすい為、商品が届かないリスクを減らす事が可能となります。特に弊社では、パレット単位での輸送や保管サービスを展開していますので、お客様の輸送や保管拠点のリスク分散に常日頃から手軽に取り組むことに繋がります。

これらのBCP対策を組み合わせて実施することで、災害にも強い物流網を構築することができます。但し、BCP対策は一度作成して終わりではなく、定期的に評価・改善を行い、常に最新の状況に対応できるようにすることが重要です。

具体例
例えば、弊社では東日本大震災の経験を踏まえて、以下のBCP対策を実施しています。
・災害発生時の連絡体制の確立
 災害発生時に迅速に従業員や関係者に連絡できるよう、災害対策本部を設置し、連絡体制を整備、
 事業継続のための人員や設備の確保
・拠点の立地を多様化することで、災害の影響を受けにくい拠点を複数確保
 代替輸送手段を確保することで、被災した拠点の機能を代替できるように拠点を保有
・顧客への情報提供体制の整備
 災害発生時に顧客に迅速に情報を提供できるよう、ウェブサイトやメールなどで情報を発信
・パレット輸送の推進
・協力会社との連携を強化し、パレット輸送、混載輸送を全国展開
 
これらのBCP対策により、東日本大震災においても弊社は事業の継続に成功しました。

結論
BCP対策を講じることで、災害に強く信頼性の高い物流網を構築することができます。具体的な対策を参考に、自社の事業内容やリスクに合わせて適切な対策を講じてはいかがでしょうか。

弊社では東日本大震災の経験を生かし、お客様が安心してご依頼いただけるような環境整備に取り組んでおります。パレット単位での輸送や保管サービスを展開していますので、お客様の輸送や保管拠点のリスク分散に常日頃から手軽に取り組むことに繋がります。保管や輸送における災害リスクの低減をご検討の際は、是非お気軽にお声がけください!最適な提案をさせていただきます。

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