首都圏物流グループの強み 脈々と受け継がれる安全へのこだわり

安全が第一である

私たち首都圏物流グループは、社訓の第一項目として、“安全が第一”を掲げています。これは、尊い人命を守ることが最優先であることを意味し、同時に、お客様の信頼を継続的に守ることを意味しています。

私たち物流企業にとって安全が重要であることは言うまでもありません。
お客様からお預かりした大切な商品を、安全かつ確実にお届けすることは至上命題です。
そして、安全のために何を考え、計画し、実行するのか。
これこそがもっとも大切なことであります。

私たち首都圏物流グループでは、運輸安全マネジメントの施行に伴い、2007年(平成19年)からグループ全体そして各センターにおいて、輸送の安全に関する数値目標を掲げています。

この数値目標の達成に向け、社員一人ひとりが安全に対する気持ちを忘れずに、日々の業務における安全活動の励行に取り組んで参ります。

私たちはこれからも無事故を目指します。

安全対策委員会の取り組み

安全対策委員会 委員長 吉田保

首都圏物流グループでは、2002年に安全対策委員会を設置し、無事故強化月間や無事故表彰を実施してきました。2007年より運輸安全マネジメントに基づき、安全性向上の為の計画を作成して実施し、その効果を評価し、改善ポイントを整理し、さらに改善計画を実施するというPDCAサイクルに取り組み、更なる安全のレベルアップを図ってまいりました。

毎月1回実施される安全対策委員会では、この直近1ヶ月間に発生した事故を共有し、安全の改善・向上をテーマに毎回活発な議論が行われます。 議論された内容は、各センターから参加している委員が、自部署へ持ち帰り、社員へ周知し、安全に対する社員の意識を高めるために役立っています。

それ以外にも各事業所で安全啓蒙ポスターの作製、無事故運動の事例共有など、ドライバーの運転リスクを最小限にするために、様々な施策を行っています。

事故発生から対策構築までの流れ

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    事故発生

    事故発生

    本人と管理者による現場検証および聴聞、またデジタコデータ、ドライブレコーダー映像、適正診断等による事故原因の検証を行います。

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    営業所での検証

    営業所での検証

    主任ドライバーを中心に事故発生者が所属する班員(ドライバー)や管理者が集まり原因と対策を討議。営業所としての対策を決定。

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    安全対策委員会での検証

    安全対策委員会での検証

    委員長を中心に、会長・社長・全センター委員が集まり事故発生の原因と対策を決定します。

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    営業所へのフィードバック

    営業所へのフィードバック

    委員会で討議した事故内容および原因・対策を主任会議、班会議、対面点呼、掲示物等を活用し全社員と情報共有します。

無事故褒賞制度

永年無事故表彰

永年無事故表彰

首都圏物流グループでは、1年・3年・5年・7年・10年・13年・15年・17年・20年の無事故継続者に対して褒賞を行っています。

各事業所単位での安全への取り組み

  1. デジタコ・ドライブレコーダーによる運行評価分析

    デジタコ・ドライブレコーダーによる運行評価分析

    安全対策委員会ではデジタコに記録された運行における加減速ヒストグラムを集計し、急減速、急発信、急加速データを全社で共有し、該当乗務員および管理者に注意喚起を行います。またドライブレコーダーに記録されたヒヤリハット映像を取りまとめ委員会で共有しています。他センターで発生したヒヤリハット映像も活用し班単位でのKYT(危険予知訓練)に活用しています。

  2. 点呼時の免許証リーダー・血圧測定・アルコール検知器の導入

    点呼時の免許証リーダー・血圧測定・アルコール検知器の導入

    首都圏物流グループでは、システム連動した免許証リーダー、血圧測定、アルコール検知器を全配送部門に導入しています。毎日必ず確認しなくてはならない免許証の携帯及び有効期限のチェックは、毎日同じ作業をしていると、業務に慣れが生じ、見落としやチェック漏れが発生します。首都圏物流グループで、機器システムによるチェックを毎回の運行点呼時を行い、違反や異変を事前に察知するしくみを取っています。

  3. ドライバーの安全を守る各事業所での取り組み

    • 出発式

      出発式

      出発前は皆で集まり、無事故のための確認を行います。

    • 安全十ヶ条の唱和

      安全十ヶ条の唱和

      安全十カ条の唱和をします。

    • 無事故で乗り切ろう!

      無事故で乗り切ろう!

      円陣を組んで、皆で無事故で乗り切る意識を高めます。

    • トイレの中での事故防止掲示アピール

      トイレの中での事故防止掲示アピール

      トイレでも事故防止の啓蒙をします。積極的に過去の事故情報を開示し、共有しています。

    • 西関東⇔相模原たすき交換

      西関東⇔相模原たすき交換

      たすきには、次の人の無事故を祈願し、メッセージが書かれています。ドライバーは無事故に対する意識を高くもつことができます。

    無事故月間、中間決起集会

    中間決起集会

    安全対策委員会が主催で中間決起集会を開催。センター内で働くご家族にもお集まりいただき、BBQをおこないました。準備から企画までスタッフが行うため、団結が深まりました。